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心に沁みる・・・クレーム

先日のブログの最後で、クレームがあることを記した。


そのクレームは1件だけでなく3件もある。


1件目は、経歴を誤って掲載したことによるクレーム
2件目は、お振り込み頂いていたのに、再請求してしまったこと
(※クライアントからクレームとして言われた訳ではないが、当方のミスでクレームと同じ)
3件目は、弊社既存クライアントの医院名が、営業の際に出してしまったことによるクレーム

である。


クレームなどは、公開するべきではないのかもしれないが、自社の強み
をこのブログで出している以上、「自社の弱み」もエントリーしないとずるいような気がして、また、自省の意味も含めて、エントリーした。


まず、1件目はe-矯正歯科の院長の経歴に誤りがあったこと。このクレームは、我々の情報確認が甘かったのが原因であるが、e-矯正歯科に関しては、ユーザ(視聴者)からの投稿やロボットでの情報収集を行っているところがあり、100%正確な情報には出来ない。
そのため、その旨の説明を掲示し、各医院のページを開いた際にも注意事項としてチェックしていただくようサイトを修正した。
もちろん、中立かつ正確な情報を提供してゆくことは我々の責務であり、情報収集精度については、今後も高めてゆきたい。


2件目のクレームは、事務方のミス。
滅多にミスをしない人間なのだが、今回は、ヒューマンエラー。
一層のチェックをしてもらうしかない。(二重でチェックする方法も考える必要性がある)


3件目は、弊社のクライアント名が、営業先の医院で出てしまったことによるクレーム。
Webのコンサルティングという仕事の性質上、上手くいった場合と上手くいかなかった場合など、ケーススタディー的にお話をすることが多い。

そのため、医院名を出さなくても、どうしても医院が特定されてしまう。
特に、バナー広告などを掲載していただいているところは、e-矯正歯科を開けば、一目瞭然である。

しかしながら、やはり、クライアントのお名前は出すべきではないし、特定できる情報も出来る限り出してはいけない。

このことを改めて痛感するクレーム。


ともかく、社内では朝一番の会議で、クライアント名については一切会社サイドから公表しないことと、ケーススタディについても十分注意をして説明する旨の会議を行った。

夕刻、クレーム対処の方策が決まり、どこがいけなかったか?という反省点を持って、3件目の先生のところにお詫びに伺った。


その先生からは、「自分たちも同様のことがあるんだ。ただそれをしっかりと、ひとつひとつ対応して行くことが大事なんだよ・・・」そのような心に沁みるお話を頂いた。


プロとして仕事をしている以上、このような点にも十分な配慮を払って仕事をしてゆくことが肝要であることは言うまでもないが、こうやってあたたかい目で、我々を成長させて下さるクライアントが居てくださるからこそ、我々が仕事を続けさせていただけるということも肝に銘じておかなければならない。

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